(音楽教師から主人公の妹へ@高校の音楽室、ふたりだけ)
これから、いろんな人がいろんなことをあなたに言う
がんばれとか、気合が足りないとか、かわいそうとか
これまでも、これからも
いっさい気にせず、感じるままに生きなさい
みんな好き勝手なことを言います
でも、あなたの人生はあなたのもの
あなたはあの日、家族のために恥ずかしくても
一生懸命に歌いました
あなたはもう十分
だれにも負けないくらい、素晴らしい人間です
ひとつだけ、私も勝手なことを言います
あなたは、いつでも、どこでも、どうなっても
歌うことをやめてはいけません
どんな歌でもいい
あなたがそのとき歌いたい歌でいい
あなたは、歌いつづける
聞く人がたった一人でも
聞いているのが森と虫たちだけだったとしても
それが、あなたの人生
わかった?
ラジャー…
音楽教師役の片桐はいりさんの圧倒的な存在感!
わからないはず、ありません