2021-09-14 元服茶 食べる 楽しむ 生きる 白い器にゆっくり濃い緑がそそがれていく 鼻さきに感じる清く爽やかな緑茶の香気が一息ごとに、しずかに胸を満たす ひと口ふくむと やわらかな甘さに遅れることしばし、しなやかな苦みが追いかけてきた これが、元服茶の追い苦みなのか… 白い湯呑のなめらかな温もりがいつか冷えてしまう前に、ここを旅立とう おとなになる 道は、どこまでもひろがっている 可能性は果てしない 夢を生きよう 今週のお題