時候の挨拶で
肉まんの候が近々はずされるのでは、という噂をきいた
初冬グループに区分けされてはいるものの
考えてみればいまや
真夏をのぞくコンビニで
レンジでチンすればいつでも自宅で
肉まんを楽しめる時代になったのだ
コンビニで肉まんが発売される初日というと
早朝から行列に並んだ人間からすれば、感慨深いものがある
ほかほかの温かさ
半分に割るときあがる白い湯気
そして、口のなかでぶわ~っと広がっていく熱々の肉汁
たとえ時候の挨拶からはずれたとしても
肉まんのその魅力は、1ミリも減りはしない
のだ、けれど…
なんだろう
すこしだけ、寂しい